
去る四日の土曜日、横浜はみなとみらいまでドイツビールのオヴェントに行ってきた
昨年は昼間に入場したのだが夜九時までやっていると聞いたので今回は日が暮れるまで待つ事にした。あまり金を使わないようになじみの味奈登庵で富士山盛とかきあげ丼を食べて腹をふくらました
会場は客でうめつくされていたが、ほとんど待つ事なく入れた。ただし、場内で飯を買うのに二十分ほど並ばされた。はじめ整理の係員にしたがって「ビールの列」に並んだらキリンビールの店だったのでドイツビールの列に並び直し。まったく時間の無駄だった
結局、肉によく合うというビールともっとも苦いというビールの二本を飲み、あとはかるいつまみを友達とわけあった。ビールは500mlくらいだが一本千円もする。富士山盛を食っていて正解だった
その後、友達の家で二次会。マッコリと泡盛を飲む
翌日、きのうの電車の中吊で知ったイヴェントのために上大岡に行ってみる。何かと言うと水森亜土の作品会があってなんと本人も来るのだそうだ
もう七十、古稀をむかえているらしい。おそらくこれが最後の機会だから迷う事なく決行したのだった
上大岡駅ビルのバイキングレストランで昼飯をすませると開始時刻の二時を回ってしまっていた。いそいで会場にかけつけてみるとすでに人だかりで何を中の様子が見えない。ただ、スピーカを通してあどたんの歌声が!まぎれもない本人の声
野次馬のほとんどがいい年こいたおばちゃんだったので、その頭越しになんとかのぞく。声もそうだが見た目も往年のあどたんとかわりない。往年と言っても「たのしいきょうしつ」でガラス板に両手でペンをはしらせている頃しか知らない。子供の頃の事だから印象に強くのこっているが、実は接点はそれでしかなかった事に気づく
あどたんはマイクを片手に歌いながら、白板にはった画用紙にサラサラと絵をかきあげていった。落書きみたいな絵を四五枚かきおえると、最後にアラレちゃんのED曲「アレアレアラレちゃん」をうたい、まったく似てないガッちゃんを残して舞台をさっていった。これが多分あどたんとの今生の別れだろう
あどたんがうたった中で、なつかしい「おべんとうばこのうた」があった。こどもの頃に大好きだった歌で非常になつかしかった。そう言えばこれはあどたんの十八番で、テレビでうたっているのを何度も見た事がある。いま検索してみると作曲者は小森昭宏! もう根っからこの人のファンなんって事ですな
それにしてもアラレちゃんのうたを生で、それもすぐ間近で聞けたのは僥倖だった。こどもむけではあるが舞台の前列に陣取っていたこどもたちはけしてわかるまい
この日はそのあと横須賀中央の田島屋で激辛ラーメンを食ってともだちを見送った。田島屋の入口にまだ僕の名前がならんでいた。数年前、早食いに成功したあかしだ